研究課題
若手研究
特発性肺線維症では早期からの緩和ケアが生活の質向上に寄与するとされているが、療養者が医療者との病状説明や予後、生活に関する対話およびコミュニケーションに望んでいることはよくわかっていない。そこで、特発性肺線維症療養者が医療者との病状説明や予後、生活に関する対話およびコミュニケーションに望むことについて、療養者と医療者を対象に質問紙とインタビュー調査を行い、混合研究法の収斂デザインによりコミュニケーションの構成要素を明示し、Dignity-Centered Care(治癒困難な病いと生きる人の尊厳に着目した援助)による緩和ケアモデルを作成する。本研究は、早期緩和ケアを実装する支援の第一歩である。