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終末期がん患者の便秘に対する湯船につかる入浴の有効性の多施設共同比較試験研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K16436
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

林 ゑり子  横浜市立大学, 医学部, 助教 (90895707)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード終末期がん患者 / 浴槽入浴 / 便秘 / 終末期がん / エコー / エンドオブライフ
研究開始時の研究の概要

5施設の終末期がん患者150名を対象に、入院観察期間5日間中の午前・夕方・入浴後に、排便頻度・性状・量、患者主観的評価およびNRS、客観的評価で腹部用ポータブルエコーにより大腸・直腸の便貯留を測定し、入浴による便秘の緩和の効果を検証する。
入浴が終末期がん患者の便秘の緩和に有効であることを可視化し、便秘に伴う苦痛緩和治療として、看護ケアの取り入れを考慮する際の参考情報として提供する。

研究実績の概要

本研究の背景として、終末期がん患者では、32-87%の頻度で便秘が出現することによりケアの必要性が必要であると考えている。看護師の日常的ケアの1つに入浴(本研究での入浴は、湯船につかる入浴とする)がある。入浴は、副交感神経優位となりリラックス状態になると報告されている。しかしながら、入浴後は、排便を促す可能性があるが、便秘の緩和の有効性は検証されていない現状がある。本研究では、終末期がん患者の入浴が、便秘の緩和に対して、入浴前後・入浴日と非入浴日で、排便、主観的スケール、客観的エコーによる観察研究にて多施設共同研究により評価することを目的にしている。研究方法として、終末期がん患者150名を対象に、入院観察期間中に、排便頻度・性状・量、患者主観的評価およびNRS、客観的評価で腹部用ポータブルエコーにより大腸・直腸の便貯留を測定し、入浴による便秘の緩和の効果を検証する。入浴が終末期がん患者の便秘の緩和に有効であることを可視化し、便秘に伴う苦痛緩和治療として、看護ケアの取り入れを考慮する際の参考情報として提供することを考えている。2023年は、研究計画書を作成し、所属先の倫理審査に承認を得た。以降、協力施設のリクルートを行った。協力施設の関係者とも打合せを行い、協力施設の倫理審査の受審のための準備を行っている最中である。2024年は、データ収集を行っていく予定として考えている状況である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2023年度、研究計画書の申請の承認を得た。協力施設の確保に時間を要したため、進捗状況がやや遅れた状況になっている。

今後の研究の推進方策

協力施設での倫理審査が承認された後にデータ収集をしていく予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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