研究課題/領域番号 |
23K16446
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
神澤 尚利 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (60622412)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ケアラー / 負担 / 統合失調症 / 認知行動モデル / 介入研究 / 負担感 |
研究開始時の研究の概要 |
統合失調症者をケアしている家族(ケアラー)は、地域精神医療にてケアの担い手としての役割があり、その負担は大きい。しかし、ケアラーはケアにより負担な状況に置かれていることさえ認識できないまま、身体、情緒、行動、認知、人間関係などの生活の質(QOL)に支障をきたす可能性がある。 そこで、本研究では認知行動モデルを用い、ケアラーがケアによる影響を正しく理解することにより、ケアによる負担感やQOLへの効果を検討する。研究期間中に研究者は、認知行動モデルを用いてケアラーがケアによる影響を正しく理解することにより、負担感が軽減し、QOLが改善するかを明らかにし、ケアラーへの支援方法について示唆を得る。
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研究実績の概要 |
本研究では、統合失調症者をケアしている家族(ケアラー)を対象として、ケアラーがケアによる影響を正しく理解することを目的に認知行動モデルを用いた介入研究を実施する。 令和6年度より介入研究を実施するための準備として、令和5年度は研究代表者が所属する東京都立大学荒川キャンパス研究倫理委員会に計画書を提出し、承認を得た。 また、本研究で使用する尺度であり、研究責任者が作成した統合失調症ケアラー質問票(J-SCQ)の作成とその活用についての学会発表を27th East Asian Forum on Nursing Scholars in Hong Kongにて行い、病院・地域精神医学雑誌に掲載された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の計画通り、令和6年度より介入研究を実施する準備として倫理委員会の承認を得ることができた。 一方、対象者のリクルートをお手伝いいただく予定である全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)への依頼準備を行っている状態である。
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今後の研究の推進方策 |
6月までにみんなねっとにリクルートの依頼を行い、7月より介入を開始する。
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