研究課題/領域番号 |
23K16451
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 宝塚大学 |
研究代表者 |
西垣 里志 宝塚大学, 看護学部, 教授 (70611606)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ストレングス学習会 / 精神科訪問看護師 / 介護負担感 / エンパワメント・ケアシークエンス / 精神障害者の介護者 / テンプレート開発 |
研究開始時の研究の概要 |
精神障害の家族介護者は心身ともに疲弊している。地域で生活している精神障害者と家族を支援する精神科訪問看護の役割は大きい。家族介護者のエンパワメントに、家族のストレングスを活用した訪問看護師のケアは、障害者と介護者双方に相乗効果が期待できる。精神科訪問看護師が精神障害者の介護者のもつストレングスをいかしたケアに対して、インタビュー調査や、介護者への介護負担感の測定をして、現状を把握し、介護者のエンパワメントをより強化するために、エンパワメントケアシークエンスのテンプレート開発をする。
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研究実績の概要 |
今年度の研究計画では、精神科訪問看護師による家族介護者に対して、介護負担感を軽減するために家族介護者のストレングスの学習会の開催し、介護者の介護負担感を質問紙調査する予定であったが、精神科訪問看護ステーションの確保することには至ったが、学習会を開催する日程調整が難しく予定には到達できなかった。介護者のストレングスについて文献の検討を中心に行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究が大幅に遅れた理由は、学内で就任した役職による業務の大幅な負担増加があったためである。研究に費やす時間を設けることが極めて難しかった。自ら研究のフィールドに介入研究のための調整をおこなったが、実質的な取り組みの時間がもてず、次年度に持ち越さざるを得ない状況となってしまった。
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今後の研究の推進方策 |
研究時間の確保をすることが課題である。夏までにできなかったフィールドでの学習会の段取りと、はじめの質問紙調査のデータが取れるように動いていく必要がある。研究フィールドの協力が頂けるように、改めてわかりやすい研究の日程表を作成しなおし、依頼をする。また、大学研修日をできるだけ確保して、研究時間をとるために最大限仕事の調整を行っていく。 研究協力を依頼している訪問看護ステーションにもお願いして、施設代表者が学習会の日程や調査票のデータをとる日程の調整をしていただけるようにする。本研究を効率よく進められるように、関係性を大切にしながら協力体制を強化する。
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