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ロールプレイ型教材プログラムによる学校看護師支援

研究課題

研究課題/領域番号 23K16454
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関信州大学

研究代表者

三代澤 幸秀  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (40724597)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード学校看護師 / 医療的ケア児 / ロールプレイ / シリアスゲーム / ゲーミフィケーション
研究開始時の研究の概要

医療的ケアを必要とする児=医療的ケア児が増加し、それに伴い学校看護師の配置数が急増している。看護師の配置により医療的ケア児の家族が児に付き添う必要がなくなり、安全な学習機会が保障されている。一方で学校看護師はコロナ禍により研修会や交流の機会が制限され、看護師としてのスキルを向上させる機会が限られている。学校看護師のための独習可能な研修ツールが必要であり、ゲーム形式の教育ツールであるシリアスゲームを提供し、問題解決の一助としたい。

研究実績の概要

近年、学校看護師の需要が高まっている。背景には日常的に医療的ケアが必要な児童(医ケア児)の増加がある。一方で学校看護師は、臨床実習で経験する医療機関ではなく学校という場において医療的ケアを実施することや、子どもの看護経験が乏しいことなど、戸惑いを感じる場合が多い。
学校看護師としての着任前には事前研修プログラムやセミナー、すでに就業している学校看護師との交流の機会はあるものの、着任後の研修や交流の機会は少なく、学習機会が極めて限られている。そのため、学校看護師はキャリア形成および看護師としてのスキル向上の機会を求めている。
申請者は以上のような背景から、より簡便に医療的ケアの経験や他職種との交流、急変時の対処を疑似体験できるロールプレイの手法を用いた独習可能な教育ツールを開発し、学校看護師のスキル向上に役立てたい。
令和5年度は課題抽出のために、医療的ケア児等支援センターと協力し、学校看護師に対するアンケート調査、Zoom会議を行った。ゲーム形式の教育ツールを制作する上で、開発ツールとしてRPGツクールMZを導入した。プログラミングを要さないゲームエンジンで比較的習得が容易であった。現在は抽出した課題をもとにシナリオを作成し、学校現場を疑似体験するための写真やイラストなどの素材を集めている段階である。令和6年度中に教育ツールを開発し、令和7年度は教育現場での実証研究に充てたいと考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

ゲームエンジンの選択、習得に時間を要した。汎用性の高いプロユースのゲームエンジンであるUnityでの開発にトライしたが、ラーニングコストが高く断念。RPGツクールMZを導入後は比較的スムーズに開発が進むようになった。

今後の研究の推進方策

課題の抽出は終えており、教材作成に必要なシナリオ作成も進んでいる。令和6年度中に教材を完成させ、令和7年度は教育現場での実証研究に充てたいと考えている。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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