研究課題
若手研究
病院での在院日数短縮が加速化している昨今の医療情勢において、十分に動作レベルが回復していない、いわゆる転倒予備軍の自宅退院の増加が見込まれており、退院患者に対して再転倒予防のための適切な指導を行うことは喫緊の課題である。そこで本研究では、退院時にICTを活用した情報発信による指導を行い、自宅退院後の長期的な転倒予防効果を明らかにすることを目的とした。病院医療職-患者・患者家族による情報共有、さらには退院後に関わる医療多職種(医師、看護師、リハビリ専門職等)で情報共有することで、一貫した介入を可能とするシステムの構築を目指す。