研究課題/領域番号 |
23K16525
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
田中 加苗 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (70910123)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2023年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 災害看護 / 看護基礎教育 / コアコンピテンシー |
研究開始時の研究の概要 |
大規模災害に対応しうる看護職人材の育成は喫緊の課題である。災害看護学の発展により、看護学生が基礎教育課程で獲得すべき災害看護実践能力(コンピテンシー)は明らかにされてきた一方、能力育成方法については未だ体系化不十分である。 そこで本研究では、1)国内看護系大学災害看護関連科目のシラバスレビュー、2)国内外の災害看護教育実践報告の系統的文献レビューを実施し、3)ICN災害看護コアコンピテンシー2.0版を基盤とした災害看護教育プログラムを構築する。 蓄積されてきた知見とグローバルスタンダードに則った国際的教育プログラムを発信し、災害看護専任教員や授業時間数の不足に悩む国内外の基礎教育現場に貢献する。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、国内外で蓄積されてきた知見を整理し、グローバルに活用可能でコンピテンシーを基盤とした災害看護基礎教育プログラムを構築することである。 1)国内看護系大学災害看護関連科目のシラバスレビュー、2)国内外の災害看護教育実践報告の系統的文献レビュー、3)国際看護師協会の「Core Competencies in Disaster NursingVersion 2.0」を基盤とした災害看護教育プログラムを構築する、の3段階で研究を展開する。 2023年度は、1)国内看護系大学災害看護関連科目のシラバスレビューを行った。国内看護系大学学士課程(295課程)のWeb上で公開されているシラバスよりデータ収集を行った。各課程のウェブサイトよりシラバス情報にアクセスし(アクセス時期2023年4月~2024年1月)、入手したシラバスより、災害看護学の科目有無を確認した。開講が確認できた災害看護科目を対象に、科目数、必修・選択、単位数、開講対象学年、時間数、科目目標、授業計画、評価方法データを収集した。 収集した災害看護学の科目有無、必修・選択、単位数、開講対象学年、時間数、評価方法は集計した。科目目標、授業計画の分析は、大量のテキストデータから教育内容の傾向を明らかにするために、KH Coderを用いて計量テキスト分析を行った。 分析の結果、全国の看護系大学での災害看護基礎教育の内容の最新の動向が整理された。成果を公表すべく、日本災害看護学会誌への投稿原稿を作成中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
実現可能性のある研究計画を立案していたため。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度に入り、「2)国内外の災害看護教育実践報告の系統的文献レビュー」を開始している。2024年度中に系統的文献レビューの成果もまとめ、関連学会での発表を行う。
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