研究課題
若手研究
関節リウマチ (Rheumatoid Arthritis: 以下RA) 罹患者は国内に数多く存在し、RAは罹患者の生活の質を低下させる重篤な難治性疾患の一つである。RAに対する運動療法は患者主観的評価の改善に繋がることは既に知られているが、運動療法が如何なる機序でRAの進行予防に影響しているのか、また発症前後における運動療法がRA病態に対し如何なる影響を及ぼすのか、その詳細は不明である。本研究では、RAに対する適切な運動療法介入の確立に迫るため、ヒトRAモデルマウスを用いた基礎実験にて運動療法の効果並びに適切な運動療法の種類に関して検討し、新たなリハビリテーション介入の提案に繋げていく。