研究課題
若手研究
フレイルよって引き起こされる様々な現象は近年、社会的問題となっており、その中でもフレイルを合併する心不全は、QOLの低下だけで無く、生命予後も短くなることが知られている。フレイルを合併する心不全患者において運動負荷中に測定する酸化ストレスや骨格筋に関連するバイオマーカーおよび自律神経系指標がどのように変化するのか、またその変化が予後へどのように影響するかを検索し、多職種で構成するチームによる心臓リハビリテーションの介入効果とその機序を明らかにする。本研究により、フレイル合併心不全の病態解明につながり、心不全増悪の予後予測因子を明らかにすることで、治療効果の高い介入が可能となる。