研究課題/領域番号 |
23K16655
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
青木 啓一郎 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (90787095)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ミラーセラピー / 電気刺激 / 脳卒中 / 上肢 / 運動麻痺 / 急性期 |
研究開始時の研究の概要 |
上肢運動麻痺の急性期において、ミラーセラピー、対側制御型機能的電気刺激(CCFES)、CI療法、運動療法によるリハビリが行われるが、現状では重度な上肢の運動麻痺が改善するまでに至っていない。この中で、ミラーセラピーとCCFES が異なる神経生理学的プロセスに基づく手法である点に着目すると、両者を併用した治療介入はシナジー効果を有する可能性がある。そこで、本研究の目的は1)重度な上肢運動麻痺症例に対してミラーセラピーとCCFESを併用する複合的リハビリストラテジーを構築するとともに、2)同ストラテジー施行例に対して機能的磁気共鳴画像もしくは脳波測定をしてその有効性に神経科学的裏付けを付与する。
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研究実績の概要 |
脳卒中の上肢運動麻痺において、ミラーセラピー、対側制御型機能的電気刺激(CCFES)、CI療法、運動療法によるリハビリが行われるが、現状では重度な上肢の運動麻痺が改善するまでに至っていない。この中で、ミラーセラピーとCCFES が異なる神経生理学的プロセスに基づく手法である点に着目すると、両者を併用した治療介入はシナジー効果を有する可能性がある。そこで、本研究の目的は1)重度な上肢運動麻痺症例に対してミラーセラピーとCCFESを併用する複合的リハビリストラテジーを構築するとともに、2)同ストラテジー施行例に対して機能的磁気共鳴画像もしくは脳波測定をしてその有効性に神経科学的裏付けを付与することを目的としている。 令和5年度は、昭和大学の倫理委員会を通して、1)の研究を開始している。対象者は昭和大学藤が丘リハビリテーション病院、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学江東豊洲病院の3病院にてミラーセラピー、対側制御型機能的電気刺激(CCFES)、両者を併用した介入研究を実施している。 令和6年度も介入研究を継続していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
倫理委員会の承認が得られ、予定通りデータ収集を開始できている。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、データ収集を継続し、ミラーセラピーおよび対側制御型機能的電気刺激(CCFES)の両者を併用した介入研究を継続する。介入結果を分析し、学会発表、論文投稿を進めていく。その後、同ストラテジー施行例に対して脳波測定をしてその有効性に神経科学的裏付けをするための研究を実施する。
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