研究課題/領域番号 |
23K16662
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 甲南女子大学 |
研究代表者 |
壬生 彰 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (00803024)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 複合性局所疼痛症候群 / リハビリテーション / マルチモーダルリハビリテーションプログラム / 慢性化リスクファクター |
研究開始時の研究の概要 |
複合性局所疼痛症候群患者の多くが,発症から1年後においても痛みと能力障害を有すると報告されており,慢性化予防は治療における最重要課題である。慢性化を予防するためにリハビリテーションは必須であり,マルチモーダルリハビリテーションプログラムが推奨されているが,多彩な病態・症状の中で慢性化のリスクファクターとなる介入のターゲットとすべき要因が同定されておらず,その有効性は十分に明らかとなっていない。本研究では,複合性局所疼痛症候群に対するリハビリテーションの効果に影響を及ぼす要因を,疾患の特徴を包括的に捉えた評価によって同定し,同定された要因を基にサブグループ化することを目的とする。
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研究実績の概要 |
本研究の目的は,複合性局所疼痛症候群(CRPS)に対し,症状と想定される病態に応じた個別的かつ複合的なプログラムで構成されるマルチモーダルリハビリテーションを実施し,その効果に影響を与える要因をCRPSの症状・兆候の包括的な評価から検討することで,①CRPSの慢性化リスクファクターを明らかにすること,②介入結果に基づいたCRPSのサブグループを明らかにすることである。 令和5年度は,研究実施機関において多角的な評価システムとデータ収集システムの構築を行い,データ収集を開始した。上肢CRPS患者2例のベースライン評価を終えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
評価システムならびにデータ収集システムの構築に期間を要したため,データ収集開始が遅れている。また,研究実施機関において包含基準を満たす対象者が少なく,予定症例数をリクルートできていない。
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今後の研究の推進方策 |
令和6年度は,研究協力者とともに対象者のリクルート活動を推進する。具体的には,研究協力者とともに近隣医療機関に対して研究内容を周知するとともに,研究実施機関への積極的な患者紹介を依頼する。
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