研究課題/領域番号 |
23K16691
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター |
研究代表者 |
門馬 怜子 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ科学・研究部, 契約研究員 (80908187)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 女性アスリート / 月経周期 / コンディショニング / トレーニング |
研究開始時の研究の概要 |
申請者はこれまでに、女性アスリートにおける月経周期や月経随伴症状がコンディション およびパフォーマンスに及ぼす影響について検討をおこなってきた。しかしこれらの研究は、実験室での検討が多く、実際のスポーツ現場でのコンディション評価はおこなわれていない。そこで本研究では、女性ランナーおける月経周期がコンディション指標に及ぼす影響について、スポーツ現場ベースで明らかにすることを目的に、Global Positioning System:GPSや心拍モニターを用いてトレーニング量・強度を評価した上で、月経周期がコンディション指標におよぼす影響についてスポーツ現場ベース検討をおこなう。
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研究実績の概要 |
申請者はこれまでに、女性アスリートにおける月経周期や月経随伴症状がコンディション およびパフォーマンスに及ぼす影響について検討をおこなってきた。しかしこれらの研究は、実験室での検討であった。実際のスポーツ現場では天候や練習環境、トレーニングといった様々な要因がアスリートのコンディションやパフォーマンスに影響をおよぼしていることから、月経周期がコンディションにおよぼす影響は実験室とは異なることが考えられる。 本研究では、女性ランナーおける月経周期がコンディション指標に及ぼす影響について、スポーツ現場ベースで明らかにすることを目的に、心拍数モニターを用いてトレーニング量・強度を評価した上で、月経周期がコンディション指標におよぼす影響について尿や唾液指標、ウェアラブルデバイスを用いて客観的に評価し、スポーツ現場ベースでの検討をおこなう。これによりスポーツ現場の女性アスリートへ即時的かつエビデンスベースでる月経周期によるコンディション評価方法の提供が可能であると考えている。 初年度は研究を進めるうえでの測定機器の検証や測定方法の検討をおこなった。また測定を開始するために倫理申請の準備も進めた。 次年度は倫理申請承認後に、研究対象者の募集をおこない研究を本格的に開始していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初の予定では初年度に測定機器の検証や測定方法の検討など研究準備に時間を要し、当初の予定よりもやや遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は女性ランナーにおけるトレーニングが月経周期によるコンディション変動に及ぼす影響について、運動前後、日々の変化(横断的検討)、長期的な変化(年間)について実際に測定をおこない検討をおこなっていく予定である。
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