研究課題/領域番号 |
23K16730
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
前道 俊宏 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (80962323)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 腱付着部症 / Radial pressure wave / 超音波画像診断装置 / 拡散型圧力波 / 足底腱膜 / 超音波 / エラストグラフィ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、生体組織弾性の定量評価が可能なShear wave elastography(SWE)を用いて足底腱膜の形態的変化に伴う力学的変化(弾性変化)を明らかにする。また近年、疼痛部位への直接的治療法として、除痛作用や組織修復作用を有する拡散型圧力波(Radial Pressure Wave:RPW)が注目されつつある。腱症において良好な治療報告が見られるが、その作用機序について未だ明らかでない。そこで、RPW照射よる足底腱膜症の治癒過程における①足底腱膜の形態的・力学的特性変化、及び②疼痛所見(血管)分布の変化を定量評価する。
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研究実績の概要 |
足底腱膜症の主な病態として、腱の変性(肥厚や瘢痕化)や新生血管の増加などが挙げられる。足底腱膜は荷重・抜重に伴って変形・復元することで、衝撃を吸収し、推進力に変換する弾性機能を有することから、肥厚や瘢痕化などの形態的変化に伴って、弾性機能(力学的特性)にも変化が生じている可能性が考えられる。そこで本研究では、生体組織弾性の定量評価が可能なShear wave elastography(SWE)を用いて足底腱膜の形態的変化に伴う力学的変化(弾性変化)を明らかにする。 今年度は健常者を中心に足底腱膜の形態及び機能測定を進めた。また、足底腱膜は部位によって形態や機能が異なることが報告されている為、部位毎の測定を同様に実施し、超音波画像診断装置による信頼性の検討を行った。また、現在測定腱膜症のアスリートを対象に測定を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年は、健常者を対象に足底腱膜の形態的・力学的測定を実施した。力学的特性(弾性)に関しては足底腱膜の近位部と遠位部の信頼性検討の予備実験を並行して行った。形態特性変化に関して得られた成果は『日本臨床スポーツ医学会』『日本足の外科学会』にて発表し、高い評価を得た。足底腱膜症患者を対象とした測定は、病院や部活動所属トレーナーに協力をあおぎ、現在測定を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
2023年は、足底腱膜症患者の形態的・機能的特性に着目し、測定を進めていく予定である。
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