研究課題/領域番号 |
23K16752
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 聖学院大学 |
研究代表者 |
松永 直人 聖学院大学, 基礎総合教育部, 准教授 (90825952)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 筋シナジー / 運動学シナジー / 動作解析 / 筋電図 |
研究開始時の研究の概要 |
筋シナジーは筋の協調的な活動を示すもので、「身体の使い方を見える化したもの」といえる。しかし、筋シナジーを明らかにするには筋電図が必要となり、特殊な環境下での測定が必須である。一方、運動学シナジーは身体関節挙動の協調性を示すものである。身体挙動は筋収縮が生じた結果であることから、運動学シナジーと筋シナジーの間には何らかの相関があるものと考える。近年はカメラ技術が飛躍的に向上し、スマートフォン等でもスポーツ動作のような動きの速い映像も鮮明に撮影できるため、身近なデバイスによる簡便なスポーツパフォーマンス評価が可能か、筋シナジー及び運動学シナジーの側面から検討する。
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研究実績の概要 |
筋シナジーはスポーツパフォーマンスを評価する手段として有用であると考えられるが、特殊な環境下でなければ得られないデータである。近年はカメラの小型化やスマートホンのカメラの技術進歩により、映像はどこでも得られる環境にある。そのため、筋シナジーを映像データから推定することができれば、筋シナジーを利用したスポーツパフォーマンスの評価が広い範囲・世代で行うことが可能となる。そこで本研究は、筋シナジーと映像から得られる運動学シナジーの関係を明らかにし、筋シナジーを運動学シナジーから推定できるかを検討することを目的とする。 23年度においては、二次元と三次元の運動学シナジーの関連、および運動学シナジーと筋シナジーの関係を調査すべく、実験を行った。現在は分析を進めている段階である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実験を行ったが、実験室の大きさやカメラの画角により、解析に必要となるデータが得られなかったケースが生じ、解析が難航している。
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今後の研究の推進方策 |
実験環境を見直し、再実験・追加実験を予定している。 想定通りのデータが得られれば、解析がスムーズに進められ、遅れを取り戻せると考えている。
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