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スキンブロッティング法を用いた非侵襲的栄養評価法の開発と在宅栄養管理への応用

研究課題

研究課題/領域番号 23K16789
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関石川県立看護大学

研究代表者

長谷川 陽子  石川県立看護大学, 看護学部, 准教授 (30837638)

研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード栄養評価法 / 在宅栄養管理 / 看護理工学
研究開始時の研究の概要

在宅療養者において、栄養状態や身体機能の維持改善のためには、エネルギー、たんぱく質のみならず、ビタミン、微量元素などを含めた適切な栄養管理は必要である。これらの栄養素の摂取状況の過不足はしばしば血液検査で評価されるが、侵襲性があり、リアルタイム性に欠ける。本研究では、非侵襲的検査法としてスキンブロッティング法に着目し、①スキンブロッティング法による栄養評価法を確立し、②低栄養を認める在宅療養患者においてスキンブロッティング法を用いた栄養評価を行い、その臨床的有用性を検証する。

研究実績の概要

栄養状態や身体機能の維持改善のためには、エネルギーやたんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素に配慮した栄養管理が必要である。しかし、在宅においてこれらの栄養状態を非侵襲的に評価するための検査法は未確立である。そこで本研究では、非侵襲的な検査方法としてスキンブロッティング法を応用した栄養・代謝関連マーカーの検出方法の確立することを目的としている。
本研究課題に対して、初年度はスキンブロッティング法を用いた栄養・代謝関連マーカーの検出方法を確立し、成人においてその妥当性を検証するための臨床研究の立ち上げを行なった。
スキンブロッティング法を用いた各種栄養・代謝関連マーカーの評価が可能となれば、非侵襲的に詳細な栄養評価を行うこと可能となり、在宅での質の高い効率的な栄養管理の確立に寄与することが期待される。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

初年度は、スキンブロッティング法を用いた栄養・代謝関連マーカーの検出方法を確立するとともに、成人においてその妥当性を検証するための研究計画作成、共同研究施設の確保及び調整、各施設における倫理申請を行なった。当初の予定であった動物モデルを用いた研究から臨床研究を中心とした研究へと研究計画の変更を行なったが、当初の目的を概ね達成しており、順調に進行していると判断した。

今後の研究の推進方策

次年度は共同研究施設を複数施設に拡大して、妥当性検証のための臨床研究を遂行するとともに、得られたサンプルの解析および成果報告を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 高齢者における側頭部陥没の外観的評価の信頼性・妥当性の検証2023

    • 著者名/発表者名
      Hasegawa Y, Yoshida M, Minematsu T, Sugama J, Sanada H
    • 雑誌名

      看護理工学会誌

      巻: 11 号: 0 ページ: 37-46

    • DOI

      10.24462/jnse.11.0_37

    • ISSN
      2188-4323, 2432-6283
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 外科感染症予防と治療のために管理栄養士ができること・するべきこと2023

    • 著者名/発表者名
      長谷川陽子、伊地知秀明、深柄和彦
    • 学会等名
      第39回日本臨床栄養代謝学会学術集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-04-13   更新日: 2024-12-25  

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