研究課題
若手研究
現代社会は慢性的な疲労に悩んでいる人々が多く存在している。疲労には不快感及び活動意欲の低下などの疲労感が生じる。この疲労感により過剰にパフォーマンスが抑制されることが慢性疲労の原因の一つであるとされている。しかしながら、そもそも疲労感がどのような情報に基づいて脳内で生成されているのか、疲労の程度に応じてどのようにパフォーマンスが調整されているかという2つの根本的な神経メカニズムは解明されていない。本研究では、活動量と活動量の認知の双方を変化させる実験系を用いて、活動量の認知が疲労感の生成・パフォーマンスに与える影響について脳波計測により明らかにすることを目的とする。