研究課題/領域番号 |
23K16834
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 湊川短期大学 |
研究代表者 |
松尾 貴司 湊川短期大学, 幼児教育保育学科, 講師 (60965995)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 疲労 / 疲労感 / EEG / 活動量 / 神経科学 / 脳波計 |
研究開始時の研究の概要 |
現代社会は慢性的な疲労に悩んでいる人々が多く存在している。疲労には不快感及び活動意欲の低下などの疲労感が生じる。この疲労感により過剰にパフォーマンスが抑制されることが慢性疲労の原因の一つであるとされている。しかしながら、そもそも疲労感がどのような情報に基づいて脳内で生成されているのか、疲労の程度に応じてどのようにパフォーマンスが調整されているかという2つの根本的な神経メカニズムは解明されていない。本研究では、活動量と活動量の認知の双方を変化させる実験系を用いて、活動量の認知が疲労感の生成・パフォーマンスに与える影響について脳波計測により明らかにすることを目的とする。
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研究実績の概要 |
現代社会は慢性的な疲労に悩んでいる人々が多く存在している。疲労は活動能力が低下した状態であり、疲労には不快感及び活動意欲の低下などの疲労感が生じる。この疲労感により、過剰にパフォーマンスが抑制されることが慢性疲労の原因の一つであるとされている。疲労感がパフォーマンス調整に関わっていることは部分的に明らかにされているが、そもそも疲労感がどのような情報に基づいて脳内で生成されているのか、疲労の程度に応じてどのようにパフォーマンスが調整されているかという2つの根本的な神経メカニズムは解明されていない。また、疲労感は活動量だけでなく、活動量を本人がどのように認識しているかという「活動量の認知」が疲労感の程度を決定している可能性がある。本研究では、活動量の認知が疲労感の生成・パフォーマンスに与える影響について脳波計測により明らかにすることを目的とする。2023年度はそれらの中で疲労感の生成を中心に検討する研究計画であった。 2023年度は疲労時の脳活動を精緻に評価するために使用する脳波計の検討を行うとともに、被験者が感じる疲労負荷課題の時間を操作する実験系を作成した。その結果、被験者が実際に行った負荷課題時間を錯誤させるアプローチが可能であることを確認した。また、活動量の認知が疲労感の生成に与える影響を明らかにするために、課題負荷時間および被験者数が妥当であるか、再度検討し、実際に健常成人を対象に実験を実施した。さらに、活動量の認知が疲労感の生成に与える影響を評価するための解析法の検討も行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2023年度は活動量の認知が疲労感の生成に与える実験系を作成し、実施することが出来ており、さらに2024年度に実施する予定であるこれらの結果の解析についても検討することが出来ていることから、順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度においては、得られた研究結果の解析を実施し、活動量の認知が疲労感の生成に与える影響について検討する。また、活動量の認知がパフォーマンスに与える影響についても検討するため、活動量についての自身の認識を変化させるアプローチに関する実験系を作成し、実施する予定である。
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