研究課題
若手研究
ストレスが多い現在社会におけるうつ病診療は国内外における深刻な社会問題でもあり、高精度な診断に基づく「うつ状態」の早期発見が重要である。一般的な問診だけでなく、患者の表情、音声、テキストなど複数の観測情報(モダリティ)に基づく「うつ病診断」が現在、国内外で取り組まれている。本研究では、各モダリティを多変量ガウス分布として扱うことで、KLダイバージェンスに基づいて全モダリティ共有する成分を獲得する手法を確立する。 異なるモダリティ間で互いに冗長性があり、全モダリティ共有する成分以外も、さらに、各モダリティの固有成分を獲得する手法を確立し、効率かつ最適なアプローチを目指す。