研究課題
若手研究
車両に搭載したカメラを用いた周辺環境認識は,自動運転におけるキーテクノロジーである.車載カメラによって周辺環境を隈なく計測できることが望ましいが,従来用いられている固定光学系では視野と分解能のトレードオフや被写界深度の壁に阻まれ,広域・高精細を両立する計測が困難であった.本研究ではこの課題を克服するため,高速駆動光学系と高速周辺環境認識技術を融合し,走行に影響を与える重要箇所の拡大注視を可能とするアテンショナルイメージング技術の創出を目的とする.本研究により,広域に渡って近傍から遠方までの高精細なイメージングを可能とし,自動運転の高度化に資する技術の創出に挑む.