研究課題
若手研究
カーボンニュートラルの実現へ向けてアルミニウムのリサイクルは必須の課題である。現状アルミニウムスクラップは不純物許容値の高い鋳造材に主に利用されており、アルミニウムスクラップからの不純物の除去ならびに無害化による展伸材へのアップグレードリサイクルが必要不可欠である。本研究では不純物の晶出制御・無害化によるAlのリサイクルプロセスを提案する。不純物の晶出制御・無害化のために固液共存状態のAl合金中不純物の晶出条件および固液共存状態における不純物無害化に最適なMg添加量を明らかにすることを目的とした研究を推進する。