研究課題/領域番号 |
23K17108
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
|
研究機関 | 福岡女子大学 |
研究代表者 |
小西 鉄 福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (60770279)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | インドネシア / 国家資本主義 / 国有企業 / 金融政策への政府介入 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、新興国インドネシアにおいて、政府はコロナ禍の中で国家資本主義をどのように運用したかを明らかにすることである。そのため、①開発のための国有企業の活用と②財政確保のための中央銀行への圧力、という、政府による経済主導の施策を分析する。 改革期や経済安定期での国有企業活用の戦略に議論を集中させてきた従来の研究とは異なり、本研究は国有企業活用という財政政策の側面のみならず金融政策への介入にも焦点を当て、国家資本主義をより広く捉える。こうしたインドネシアの国家資本主義について、コロナ禍という危機の中での動向を分析する。この分析により、国家資本主義概念の再構築という新興国経済論の新展開を図る。
|