研究課題
若手研究
ワーキングメモリは情報を保持し操作するために重要な認知機能で、低周波数帯域の神経律動と関連することが知られている。経頭蓋電流刺激などの方法でこれらの神経律動を変調させワーキングメモリを増強させる試みがなされている。本研究では、聴覚刺激による神経律動の引き込みがワーキングメモリ成績に及ぼす影響を解明することを目指す。本研究を遂行することで、在宅環境において非侵襲的で安全な方法で神経律動を変調させ、認知機能を向上させる技術のための基礎的な資料を提供できる。