研究課題
若手研究
生体組織の内部構造を精緻に把握することは,たとえば腫瘍の血管新生等の分析のために極めて重要である.微細な空間分解能をもつマイクロCTは3次元構造を非破壊に取得できるため,この課題解決に有効である.しかし,生体組織,特に軟部組織の撮影には,画質や膨大な撮影時間など,多くの課題がある.本研究では,生体組織マイクロCT像の高画質化を目指し,染色方法の工夫や,画質補正アルゴリズム,画像再構成技術の開発に取り組む.