研究課題
若手研究
三尖弁閉鎖不全症は、種々の心疾患患者の予後不良因子である。近年、欧米を中心に三尖弁逆流に対する経カテーテル治療の臨床試験が行われ、本症に対する新しい低侵襲治療法として注目されている。これを背景に三尖弁逆流の正確な重症度評価が求められるようになってきた。そこで、非侵襲的な経胸壁3次元心エコー法と3次元画像解析用の自動計測ソフトウェアを組み合わせた新しい三尖弁閉鎖不全症の重症度診断法の確立を目ざす。