研究課題
若手研究
人との情動調律、すなわち相手の行動や表情などから、相手の心的状態を推察し、その心的状態を共有する能力をロボットシステムにもたせることで、人の感情を捉え、人に寄り添ったサービスが行えるロボットパートナーの開発を目的とする。つまり、「乳幼児」の「情動調律」過程に注目し、乳幼児の学習過程を人工的な操作に置き換えることを考えた。そのため、試行錯誤を通して目標に近づけるように、乳幼児の学習過程を再現させる。これにより、人の非言語的な要素(顔の表情やジェスチャ)から情動を解釈し、心的状態を共有することで、人に寄り添った相互作用システムとして役立つ技術を開発する。