研究課題/領域番号 |
23K17277
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
久保 倫子 筑波大学, 生命環境系, 助教 (00706947)
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研究分担者 |
影山 穂波 椙山女学園大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (00302993)
村田 陽平 法政大学, 文学部, 准教授 (10461021)
須崎 成二 立正大学, 地球環境科学部, 助教 (30937678)
埴淵 知哉 京都大学, 文学研究科, 准教授 (40460589)
松岡 由佳 函館工業高等専門学校, 一般系, 准教授 (60911922)
片岡 博美 近畿大学, 経済学部, 教授 (70432226)
由井 義通 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (80243525)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
25,740千円 (直接経費: 19,800千円、間接経費: 5,940千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2025年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2024年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2023年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 死生学 / 地理学 / 住み続けられる環境 / 誰もがよりよく生きる / 都市環境 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,地理学に死生学の視点を取り入れ,日本の三大都市圏の居住問題の分析を通じ,よりよく生き安心して死ぬことのできる都市居住環境のモデル構築を目指すものである。 これまで,病気などによって死と対峙する状況を扱う研究は蓄積してきたが,多様な人々が生活する都市において,よりよく生き安心して死ぬことができる居住環境を検討する研究は管見の限りみられない。地理学の手法と死生学の知見を融合させることで,新たな学問領域を拓くとともに,誰もがよりよく生き安心して死ぬことができる都市居住環境モデルの構築に貢献することができる。
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研究実績の概要 |
本研究は,地理学に死生学の視点を取り入れ,日本の三大都市圏の都市居住問題の分析を通じ,よりよく生き安心して死ぬことのできる都市居住環境のモデル構築を目指すものである。地理学は,都市・地域・住宅など様々な空間スケールで生じる問題に対し,緻密なフィールドワークと地理情報システム(GIS)等の空間分析手法,さらに空間分析に耐えうる大規模社会調査とを組み合わせて実態の把握を行い,それを基にした都市環境のモデルを構築することに長けている。他方,死生学は,哲学・宗教学・民俗学,そして医学にまたがる学際的学問領域であり,死を理解し受容することで,より充実した生が得られると説く。しかし,病気などによって死と対峙する状況を扱う研究は蓄積してきたが,多様な人々が生活する都市において,よりよく生き安心して死ぬことができる制度や居住環境を検討する研究は管見の限りみられない。 本研究は,都市居住環境の分析に長けた地理学に死生学の知見を融合させることで,新たな学問領域を拓くとともに,誰もがよりよく生き安心して死ぬことができる都市居住環境のモデルを構築する。 上記の目的を達成するため、本年度は、住宅・ジェンダー・エスニック・高齢者など、各人のテーマに沿った情報収集と予備調査を実施した。住み続けられる都市環境については、空き家研究を進展させた。死と生をめぐる実践の事例収集にも取り組み、国内では認知症カフェや死を受け入れるための講演会、米国での命の授業、カナダにおける身近な人の死を受け入れるための取り組みを行う団体の調査などを実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当事者へのアプローチが難しい研究領域もあり、全てが順調に進んだわけではないが、住宅(高齢期の住まい)・エスニック・ジェンダーなど分野を中心に予備調査を進めた。
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今後の研究の推進方策 |
本年度は、数人ずつの小グループを形成し、各テーマ(研究領域)別に本調査を進めていく予定である。
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