研究課題/領域番号 |
23K17293
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
安村 明 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (60723468)
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研究分担者 |
西川 里織 熊本大学, 大学院人文社会科学研究部(文), 准教授 (40599213)
小手川 耕平 熊本保健科学大学, 保健科学部, 講師 (40832001)
大森 幹真 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (50779981)
安村 由希子 尚絅大学, こども教育学部, 准教授 (60528363)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
25,610千円 (直接経費: 19,700千円、間接経費: 5,910千円)
2028年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2026年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2025年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2024年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 発達障害 / 多角的 / 診断予測 / 小児 / 脳機能計測 / 支援 / 発達 |
研究開始時の研究の概要 |
発達障害は、主観的には同じ発達障害として混同されやすく判別が困難であり、経験豊富な専門医等の見立てが必須である。しかし、発達障害児の割合は年々増加の一途をたどっており、より客観的に発達障害を鑑別することのできる診断支援システムの開発が求められているが、これまでのシステムでは、障害特性の一部分のみに限定した評価にとどまっており、多様な振る舞いを示す発達障害を的確に鑑別することが困難であった。そこで、本研究では、広範囲な解析レベルを設けることで、多角的な病態解明と評価手法の開発を実現する。さらに、客観的評価手法を応用して効果的な支援方法の確立を目指す。
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研究実績の概要 |
発達障害は、主観的には同じ発達障害として混同されやすく判別が困難であり、経験豊富な専門医等の見立てが必須である。しかし、発達障害児の割合は年々増加の一途をたどっており、より客観的に発達障害を鑑別することのできる診断支援システムの開発が求められているが、これまでのシステムでは、障害特性の一部分のみに限定した評価にとどまっており、多様な振る舞いを示す発達障害を的確に鑑別することが困難であった。そこで、本研究では、広範囲な解析レベルを設けることで、多角的な病態解明と評価手法の開発を実現する。さらに、客観的評価手法を応用して効果的な支援方法の確立を目指す。 本年度の研究実績として、行動および前頭葉機能を測定するシステムを用いて、地域の学童保育や児童発達支援施設や大学等と連携し、定型発達児・者を対象とした調査を積極的に行い、データを取得し、解析やまとめを行った。特に、国内の特許出願を1件行った。また、査読付きの国際学術誌に論文が7件採択され、査読付きの国内学術誌に論文が1件採択された。また、講演やシンポジウムや学会発表などを多数行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
年度目標をおおむね達成できたため。特に、国内の特許の出願、査読付きの国際および国内学術誌に論文が採択、講演やシンポジウムや学会発表などを多数行ったため。
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今後の研究の推進方策 |
さらに大学等の学術研究施設間の連携を密にする。また、地域の児童発達支援施設等との連携を密にし、定型発達児・者および発達障害児・者を対象とした検査を進め、多角的な診断支援システムの構築を目指す。
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