研究課題
挑戦的研究(開拓)
これまでに申請者は、AE解析による材料中で発生する微視破壊の検出に長年取り組んできた。また、結晶塑性解析(CPFEM )法に基づいて、Ti-6Al-4V 合金の高サイクル疲労挙動の解明と予測のための実験と数値計算を統合した研究の枠組みについても開発している。本研究の主な目的は、(1)実験で得られる室温疲労における材料の微細構造の影響の知見、(2)マルチスケールの計算を用いた材料の破壊・変形挙動の解析結果、(3)それらの微視的現象により発生するAE計測結果、の3つをデータ科学手法を用いて融合することにより、AE計測結果から直接的な物理量を予測する手法を開発する