研究課題
挑戦的研究(開拓)
本研究では、転位周囲の微小な格子歪みによるX線回折の乱れを利用して転位の二次元(2D)分布をイメージングする放射光X線トポグラフィー(XRT)をベースとし、下記3つのコア技術を確立することで、転位の動的な挙動を5Dで観察する方法を構築する。(1)2D→3D:転位を3D可視化するためのXRT光学系の構築。(2)3D→4D:高速撮影システムの構築。(3)4D→5D:電圧電流印加回路の設計。上記の技術開発により、従来の2DのXRT観察法を5Dまで発展させ、実動作中のデバイスにおける転位の動的な挙動を観察する。