研究課題/領域番号 |
23K17398
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研究種目 |
挑戦的研究(開拓)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分43:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
谷 知己 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (80332378)
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研究分担者 |
前島 一博 国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 教授 (00392118)
井手 聖 国立遺伝学研究所, 遺伝メカニズム研究系, 助教 (50534567)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
25,870千円 (直接経費: 19,900千円、間接経費: 5,970千円)
2025年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2024年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2023年度: 10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
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キーワード | 液-液相分離 / 蛍光異方性 / 蛍光1分子観察 / 分子間相互作用 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は蛍光異方性測定を高感度化することにより、ナノスケールの液滴形成を可視化する新しい光学顕微鏡技術を確立する。さらにこの顕微鏡を用い、核小体内部においてリボソーム合成プロセスに関わる液滴の内部構造を解明する。この研究によって、これまで観察が難しかった光学顕微鏡解像限界よりも小さな液滴の形成やその内部における分子動態を調べることが可能となる。細胞内情報伝達や遺伝子発現制御、タンパク質品質管理のメカニズムにおいてその重要性が飛躍的に高まっている液-液相分離現象のメカニズムを明らかにする上で、この光学顕微鏡法は極めて有効なアプローチを提供することが期待される。
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