研究課題
挑戦的研究(開拓)
本研究課題では先行デバイスの技術を応用し、独自技術と融合させることで、高分子薬の経口・経鼻投与を可能とする「非侵襲マイクロプラズマ」技術を用いた新たな体内駆動デバイス創成に挑戦し、高分子薬吸収の関門となる粘膜上皮細胞(小腸上皮細胞など)での「高分子薬吸収促進・制御剤」としてのプラズマの利用可能性と技術的手法を進展させる。本研究の意義は、新たな体内駆動デバイスの創成により、高分子薬の経口・経鼻投与による脳内デリバリーを含めた投与手法変革の道筋を示し、本研究成果を社会へ実装することによる患者QOL向上への貢献である。