研究課題
挑戦的研究(萌芽)
国内では,小中高校の通常教室において肉声による教授が定着しており,教師の熱意を伝えるためにも,肉声での伝達が重要という意見は根強い.そのため,肉声による教授の利点・欠点の客観評価,その他の方法 (マイクの導入や遠隔授業など)との比較,教室音声の課題の発見といった学術的取り組みは,ほとんど行われてこなかった.そこで,本研究では,学校教室における音および声に関連した問題点を,実環境の調査に基づき明らかにし,効果的な学びにつなげるための音声環境学および音声認知学を構築を目指す.