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ドローンとアクションカメラを活用した多視点型自然教育モデルプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 23K17602
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関京都橘大学

研究代表者

荻原 彰  京都橘大学, 発達教育学部, 教授 (70378280)

研究分担者 平山 大輔  三重大学, 教育学部, 教授 (00448755)
松本 金矢  三重大学, 教育学部, 教授 (10239098)
宮岡 邦任  三重大学, 教育学部, 教授 (70296234)
研究期間 (年度) 2023-06-30 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード河川教育 / 自然災害教育 / 生態系 / ドローン / アクションカメラ / 初等中等教育 / 治水
研究開始時の研究の概要

ドローンやアクションカメラは、理科教育や社会科教育で地域を扱う際の新しいツールとしての豊かな可能性を潜在的に持っている。しかしドローンやアクションカメラを利用した教育実践の例は乏しい。そこで本研究では、ドローンとアクションカメラを下記の視点で活用したプログラムを開発する。
(1)俯瞰的視点と等身大の視点を統合して自然を動的に理解する
(2)「環世界」の視点を得る
(3)「環世界」の視点と生態系の理解をつなげる。

研究実績の概要

常願寺川は日本有数の暴れ川で土石流や洪水の脅威にさらされている河川である.
その根源は源流部の巨大な斜面崩壊とそれに起因する大土石流であり、河床の上昇により流域は永続的な土石流・洪水の脅威にさらされることになった
日本においては地震や火山によりこのような巨大な斜面崩壊が起こりうる可能性は常にあるが、常願寺川の斜面崩壊(大鳶崩れ)は近世におこった斜面崩壊であり、斜面崩壊・土石流・河床上昇及び治水について詳細な記録が残されており、教材として取り上げるのに適している。常願寺川の流域だけでなく、他地域においても斜面崩壊の影響とその後の治水について扱うモデル的な教育実践となりうる.そのような観点から,現地調査を行い、水制と霞堤,土砂の速やかな流下を促す河川改修,砂防堰堤の3つの観点から知識構成型ジグソー法による教材を開発し,それを小学校において実践した.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

河川災害教育に関する教材開発・実践を2023年11月に行い,本年6月に河川生物に関する教育実践を行う予定であり,それに向けた教材開発を行っている.教材の開発・実践は順調に進捗している.

今後の研究の推進方策

今後は下記の観点から教材開発・実践を行う.
・小学校高学年を対象として,児童による河川生物の美術作品を電子的に表現した,理科と図画工作の教科横断的教材の開発と実践を行う.
・従来,初等中等教育において取り上げられることの少なかった河床地形を超音波測深によって教材化する.
・花崗岩山地と山麓扇状地を一体的にとらえた治水・利水教材を開発する.

報告書

(1件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 防災・減災教育のリテラシーについて2024

    • 著者名/発表者名
      荻原彰
    • 学会等名
      日本環境教育学会関西支部・関西環境教育学会合同大会シンポジウム
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 大学での防災・減災教育ー教師教育に焦点化して2023

    • 著者名/発表者名
      荻原彰
    • 学会等名
      日本環境教育学会第33回大会.
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2023-07-04   更新日: 2024-12-25  

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