研究課題
挑戦的研究(萌芽)
身体表象が深く関わる原初的な他者行動理解システムの加齢変化を,特に高齢期の運動機能との関連性を念頭において,心理物理学的手法と生理心理学的手法を併用して明らかにする。その成果に基づき,高齢期の社会的機能の生物学的基盤に関する理解を得るのみならず,高齢者の社会的交流を促すうえで障害となっている「コミュニケーションの取りづらさ」に対して新たな観点から提言を行い,高齢期の健康寿命延長に貢献する。