研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では、力学系の分岐構造を予備知識なしで自動的に解析するアルゴリズムを構築するために、コンレイ・モースグラフという研究代表者らによる先行研究の改良を行なう。コンレイ・モースグラフに内在した問題を解消するために、マルコフ過程を用いた測度論的な手法、グラフクラスタリングを用いた不変集合の分解、離散ホッジ理論を用いた高速なホモロジー分散計算、といった手法を導入する予定である。本研究では、アルゴリズムの開発だけでなく、実装および具体例での性能評価まで行なう予定である。