研究課題
挑戦的研究(萌芽)
炭素ファミリーはその幾何学形状によって同じ炭素原子を持つにもかかわらず異なる物性を示すことが知られている。例えば、カーボンナノチューブとグラフェンがそれにあたる。本研究は、特異な幾何学構造を持つカーボンネットワーク材料の作製を行い、幾何学構造に強く影響を受けた特性を明らかにする。また、様々な幾何学構造を持つカーボンネットワーク材料の特性を比較することで、2次元と3次元の狭間にある新たなナノ炭素科学の展開を行い、幾何学構造と物性の関係を結び付ける挑戦的な研究を行いたい。