研究課題/領域番号 |
23K17664
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分13:物性物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹内 一将 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (50622304)
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研究分担者 |
高三 和晃 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (80893768)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | Kardar-Parisi-Zhang普遍クラス / 量子スピン鎖 / Heisenbergモデル / 界面成長 |
研究開始時の研究の概要 |
紙の燃焼や細胞増殖によるコロニー成長など、領域の拡がりに伴って成長する界面には特有の普遍的な統計法則が成り立つことが知られており、KPZ普遍クラスと呼ばれる。近年、1次元的な磁性体という全く異なる物理系において、KPZクラスの一部統計法則が現れることが注目されているが、一致しない統計量もあり、KPZの体系の定量的検証には至っていない。本研究では、磁性体モデルの数値計算によって、未検証のKPZ体系そのものを検証し、「KPZクラスの部分的出現」の様相を明らかにすることで、1次元磁性体と成長界面の関係について統一的理解の構築を目指す。
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