研究課題/領域番号 |
23K17687
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鎌田 耕平 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (60835362)
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研究分担者 |
神野 隆介 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任助教 (80786898)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 真空の相転移 / 原始ブラックホール / 粒子生成 |
研究開始時の研究の概要 |
真空の相転移は量子場の理論に普遍的に現れる現象である。初期宇宙において何らかの一次相転移が起こった場合は、重力波背景放射等の将来的な観測によって検証されることも期待されており、逆に初期宇宙の物理を探索する良いプローブとなる。これまでその解析は伝統的な虚時間を用いた形式で行われていたが、本研究計画では、実時間を用いた解析の定式化を目指す。この研究の完成により、相転移を通じた初期宇宙の物理の探索に対してこれまでの手法では得られなかった情報を得られることが期待できるとともに、初期宇宙に限らない様々な系における相転移の実時間ダイナミクスの我々の理解を大きく転換させうる。
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