研究課題/領域番号 |
23K17752
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分21:電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
板垣 奈穂 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (60579100)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2023年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 励起子トランジスタ / 励起子輸送 / 酸窒化物半導体 / スパッタリング / 量子構造 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,スピンとの類似性から,輸送方向に「平行な」電界による励起子ドリフトの可能性を見出し,且つドリフト輸送を前提とした新しい構造の励起子トランジスタを提案するものである.電子・正孔のドリフト速度は電界強度に依存して拡散速度の10ー100 倍となることが予想されており,本研究の励起子ドリフトが実現すれば,拡散のみを利用する従来デバイスに比べ1ー2 桁の高速化が実現すると期待される.本研究は拡散のみからその輸送を取り扱ってきたこれまでの励起子研究に変換・転換をもたらす可能性があり,学術的観点からも意義を有すると言える.
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