研究課題
挑戦的研究(萌芽)
トポロジカルな光閉じ込めモードを有するファイバ構造(トポロジカルファイバ)、そして、その非線形応用、及び、任意光空間状態生成応用の可能性を探る。特に、トポロジカルに異なる二つのフォトニック結晶を、角を有するように隣接させた空孔型トポロジカルファイバのコーナーモード存在条件を詳細に研究し、従来の全反射による光閉じ込めでは実現することのできない、超強光閉じ込めファイバ構造を探索する。さらに、そのファイバにツイストを加え、捻じれた空間の中を光が伝搬する際に獲得する幾何位相が存在するときのモードの伝搬特性を解析し、トポロジカルモードを用いた任意の光空間状態生成ファイバを研究する。