研究課題
挑戦的研究(萌芽)
従来の核融合直接発電の手法では,荷電粒子が電極等の金属面に達する際に発生する二次電子により,発電動作が乱される.磁場閉込円柱プラズマを誘導発電機の回転子と見立てて,周方向に回転伝搬する不安定波をプラズマを破壊しない程度に制御すれば,誘導発電機の原理に沿った,二次電子に影響されない新しい発電法になり得る.本研究では,印加高周波の側帯波で不安定波を制御して,固定子巻線に起電力を発生させる原理の実証を目指す.