研究課題
挑戦的研究(萌芽)
加熱によって急激にゲル化し冷却によってゆっくり元の粘度に戻るという特徴を有するメチルセルロース水溶液をカプセルに入れ、内部から爆発させてゲル化した塊として飛散させ、広域森林火災を消火する新規消火方法を提案する。この次世代消火戦略において、消火カプセルの形状や硬さなどのカプセル特性を最適化することを目的とする。通常は火災の消火に対して相反する爆発力を消火剤に対して利用することはないが、これをあえて用いることで花火玉のように内包する粘度の高いゲルの塊を広範囲に散布させるというコロンブスの卵のようなアイデアである。