研究課題
挑戦的研究(萌芽)
光駆動遷移金属触媒反応における電荷移動(CT)状態の利用には、(i) 外圏電子伝達、(ii)金属-配位子結合のホモリシス、(iii) 反応素過程のCTによる促進、の三つの戦略がある。(iii) では非ラジカル機構で反応素過程が促進されるが、既存配位子では基質や反応が限定されていた。本研究では、「スピロフルオレンインデノインデニル(SFI)-Rh(I)錯体」を創製し、光駆動多機能触媒系を開拓する。