研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では代表者らがジボラン(4)の化学を展開する中で独自に開拓してきた結合性空軌道という考え方を、π共役系分子の設計へと拡張して、有機π電子系化合物に対して摂動を与える新しい手法として確立することを目指す。具体的にはジボラン(4)の利用法として(1)電子対の無い電子求引性置換基としての利用、(2)電子注入可能なスペーサーとしての利用、(3)内部埋込ユニットとしての利用、を行うことを計画している。