研究課題
挑戦的研究(萌芽)
当研究室では、環境サンプルのメタゲノム解析を独自に行い、新規CRISPR-Cas系エフェクターを探索してきた。我々はこれまでに各地温泉水を採取して調製したDNAのメタゲノム解析からユニークな配列を持つCas9とCas12aが、日本沿岸各地の海水を採取して調製したDNAのメタゲノム解析から小型のCasタンパク質が複数見出した。本研究はこれら新規Casエフェクター候補の機能と構造を解析すると共に、新たにメタゲノム解析を行い、機能未知なCas候補を独自に探索し、ゲノム編集ツールの幅を広げる新たな技術開発を目指す。