研究課題
挑戦的研究(萌芽)
これまで収縮弛緩能を有するウシ卵管平滑筋細胞(bOVSMC)の体外培養系は確立されていない。まず第一に収縮弛緩能を有するbOVSMCの培養法を確立させる手法となる収縮マーカーを決定する。次にその指標マーカーを用いて収縮能を有するbOVSMC培養法の確立する。この確立された培養系をを用いて、低受胎要因として注目されている脂肪代謝産物、菌体リポ多糖がbOVSMCの収縮弛緩能に与える影響について検討し、低受胎要因と卵管機能不全との関係性を明らかにする。