研究課題
挑戦的研究(萌芽)
排便は生活と密接に関係しているために、その問題はquality of life (QOL)の著しい低下をもたらし、社会的に大きな問題となっている。しかしながら、中枢神経系がどのように排便を制御しているのかに関する情報は不足しており、中枢神経系を対象とした排便制御法は確立されていない。本研究では、排便に影響する匂いを見つけ出し、その匂いが作用するメカニズムの解明を目的とする。これにより、匂いによる排便の制御法の確立を目指して研究を行う。本研究により、この分野の研究を飛躍的に進展させることを目指し、排便障害の病態の解明、新たな治療法・予防法の開発に貢献する。