研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では、「発育期早期の腹部迷走神経を介した感覚刺激入力が、どのように情動形成に影響するのか?」の疑問に対し、腸脳相関の脳内メカニズムの解明という視点から取り組む。具体的には延髄孤束核から扁桃体への投射に注目し、1)ウィルス二重感染法による選択神経遮断や、2)多点電極プローブを用いた同期的神経発火の解析から、発育期の腸-脳連関による情動形成の脳内メカニズムを明らかにする。