研究課題/領域番号 |
23K18322
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分55:恒常性維持器官の外科学およびその関連分野
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
小早川 令子 関西医科大学, 医学部, 教授 (40372411)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2024年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2023年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 先天的恐怖臭 / 生命保護 |
研究開始時の研究の概要 |
脳と体の臓器は感覚神経や自律神経を介して相互に情報伝達と機能制御を行う。このシステムへの介入による新医療法の開発が期待されている。迷走神経や坐骨神経の電気刺激は脳中枢刺激を介して抗炎症作用を誘導でき、米国などで様々な疾患での治験が進められている。しかし、より汎用性が高い匂い分子などの化合物を利用して脳へ感覚情報を伝達し治療効果を誘導する医療技術は未開発である。我々はチアゾリン類恐怖臭(TFO)刺激が脳の保護中枢を活性化することで潜在的な保護作用を誘導し、様々な致死的な疾患モデルにおける治療効果を持つことを見出した。本研究ではTFOによる生命保護作用の誘導原理の解明を目指した研究を推進する。
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