研究課題/領域番号 |
23K18346
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所) |
研究代表者 |
笹田 哲朗 地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立がんセンター(臨床研究所), がんワクチン・免疫センター, 部長 (70293967)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2023年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | ネオアンチゲン / T細胞受容体 / ペプチドミクス解析 / シングルセル解析 / オルガノイド |
研究開始時の研究の概要 |
遺伝子変異由来のネオアンチゲンに対するT細胞応答が抗腫瘍免疫の中心的役割を果たすが 、これを網羅的・効率的に評価する方法は確立されていない。本研究では、腎がん組織を用いて腫瘍浸潤T細胞のシングルセル解析によりT細胞受容体(TCR)を同定し、質量分析技術(ペプチドミクス解析)で同定したネオアンチゲンの免疫原性を評価する系を確立する。本研究の成果は腎がんの免疫病態の解明に寄与し、“ネオアンチゲンを標的とした個別化がん免疫治療”への展開も期待できる。なお、我々が独自に開発したペプチドミクス解析とシングルセルTCR解析とを統合して、高免疫原性ネオアンチゲンの同定法を確立する研究であり 、新規性が高い。
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