研究課題/領域番号 |
23K18412
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 国立保健医療科学院 |
研究代表者 |
逸見 治 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (40617453)
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研究分担者 |
木村 映善 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (20363244)
新井 武志 目白大学, 保健医療学部, 教授 (70450559)
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研究期間 (年度) |
2023-06-30 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 訪問看護 / 高齢者 / 保健医療情報 / 標準化 / HL7 FHIR / リハビリテーション |
研究開始時の研究の概要 |
訪問看護分野において患者等の転院等に伴い、病院や訪問看護ステーション等の間でやり取りされる保健医療情報(看護、リハビリ等を含む)について把握するために全国規模のアンケート調査を実施する。その調査結果をもとに、主要な必須保健医療情報を分類し、国際的な保健医療情報の標準規格であるHL7 FHIR(Fast Healthcare Interoperability Resource)を活用する訪問看護分野の情報交換にかかる標準規格の仕様書およびプロファイルを策定する。その後、本研究で分類した主要な必須保健医療情報を臨床現場で実装することを仮定した場合の業務への影響等を確認する。
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研究実績の概要 |
本研究では、訪問看護分野において患者等の転院等に伴い、病院や訪問看護ステーション等の間でやりとりされる保健医療情報(看護、リハビリ等含む)を収集し、その主要な必須保健医療情報を分類し、国際的な保健医療情報の標準規格であるHL7 FHIR(Fast Healthcare Interoperability Resource)を活用する訪問看護分野の情報交換にかかる標準規格の仕様書およびプロファイルを策定することを目的としている。 初年度の令和5年度は、関連する学会への参加による情報収集、厚生労働省等のウェブサイトからの情報収集、研究倫理審査申請、研究組織内(研究代表者・分担者・協力者)での複数回の打ち合わせを行った。令和5年度の調査により、主に高齢者を対象とした訪問看護分野に絞り、保健医療情報の標準化を推進することに決まった。また、厚生労働科学研究の研究班でも類似の取り組みが行われていることが分かり、この研究班との連携の可能性についても検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究倫理審査の申請、学会やウェブサイト等からの情報収集の過程で、厚生労働省により施設間などでやりとりされる保健医療情報の統一の取り組み(数種類の様式の公開)が進みつつあることが確認された。本研究の初年度の予定では、大規模なアンケート調査により訪問看護ステーションなどを対象として各施設で扱っている保健医療情報に関する調査を予定していたが、上記の取り組みの進捗状況等も確認しながら、関連分野の現状の流れも考慮してより実用的な研究になるよう計画の修正を研究組織内で検討している。
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今後の研究の推進方策 |
当初の予定通りに、令和6年度は主に、訪問看護ステーション等の現地調査と必須保健医療情報の確認・選定を実施する。具体的には、厚生労働省や厚生労働科学研究の研究班の取り組みも確認しながら、令和6年度中に訪問看護分野(主に高齢者)における主要な保健医療情報の項目を絞り込むことを目標とする。また、複数の訪問看護ステーション等の施設についても聞き取り調査の実施を予定している。
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